「魂の履歴」展の挿入文章 2022年5

 

 

 

文化芸術とは生命活動であるといわれます。

その生命活動の繰り返しの中で蓄積され、精製された形たちが私の造形となります。

 

その中心のテーマは陰陽、バランス(均衡)循環、共生です。作品を構成する要素なのです。

木彫、陶芸、ステンドグラス、など様々な素材で表現活動を行っています。

近年は伝統的な形態、配色、紋様や祭事から生まれるの形を作品に組み込む手法が特徴的です。

 

 

 

 

私が自らの創作の目的をどう認識しているかといいますと

自分の記憶庫(=内面情報、アカシックレコード)のカギを開ける事なのです。

そして皆さんの内面世界の道しるべになること。

矛盾するようですが、物質的な外面世界の創作物は内面(意識)世界に入るための一つのカギの様な役割となると思うのです。

カギ(視点、思考方法)とは内面世界に至るの道程においては標識や扉に例える事が出来ると考えます。